ベビーファースト活動 その3
赤ちゃんが思わず課金しちゃった!原因と防止策をご紹介
エルライズ株式会社はベビーファースト運動に参画しています。活動として、月に1回SNSを通じて子育ての内容を発信しています。今月は小さい子どもによる意図しないスマホでのゲーム、アプリの課金とその対策についてご紹介します。
スマホの課金は年上の子どもだけ?
お子さんがスマホを使用した課金で問題になるのは、親が知らない間に動画配信サイトで投げ銭をしたり、ゲームの有料アイテムを買われるという内容が多いのではないでしょうか。私もそのように思っていました。しかし、それをするのは少し年上の子がよくやることだとも言われています。
「うちはまだ小さいから問題ない。」
そう思ったあなたは要注意です!実は、乳幼児でも思わぬところでトラブルになる場合があります。
どのような方法でされやすいか
小さな子どもが課金してしまうルートの一つに「Web広告」があります。
乳幼児がYouTubeなどの動画を見ている際、鮮やかな色のバナーや動画の途中に挟まれる広告をタップしてしまうことで、有料アプリをインストールする、オンラインショップで商品を購入するということが起こります。小さい子の脳は文字よりも鮮やかな画像の方に惹きつけられてしまうのが原因です。
大人でもキャッチーな広告が挟まれたら思わずタップしてしまうので、乳幼児ならなおらさ興味が倍増しますよね。
また、無料のゲームアプリでも、お金を使っているという感覚がないまま有料アイテムをたくさん購入してしまうケースもあります。アメリカの事例では、6歳の女の子が母親のiPadでゲームをして1万6,000ドル(日本円にして約175万円)課金してしまった事例もありました。
課金を防ぐ対策
そうは言っても小さい子どもにお金がかかるからしてはいけないと説明しても理解が難しいですよね。スマホの設定を事前に行うと、その対策になるのをご存知でしたか?
例えば、Google Playや App Storeでは、有料アプリの購入時にパスワードの入力または指紋認証を設定することでダウンロードを防ぐことができます。子どもが親のスマホを勝手に持ち出してしまう場合を考えて、パスワードは複雑に設定し、誰にも教えないようにしましょう。画面の自動ロックを有効にして、表示時間を短くするのもおすすめです。
対策をして安全にスマホを使おう
いかがだったでしょうか。小さな子どもでもゲームやアプリに課金してしまう場合があると想定して対策すれば、安心してスマホを使えますよね。大人も子どもも気持ちよくスマホが使えるよう、今一度設定を見直してみましょう。
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https://blog.kaspersky.co.jp/save-credit-card-from-games-small-kids/31387